熊本がちょっとだけ舞台になりました
2025年後期のNHK連続テレビ小説の「ばけばけ」の放送がまもなく終了します
怪談文学を多く世に出した小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と、妻の小泉セツをモデ ルにつくられたこの作品は、今までの朝ドラと違う作風という触れ込みで放送開始し ました
その触れ込み通り、何気ない穏やかな日常をほのぼのと描き続けたことで、朝から安 心して見られる心地良いドラマでした
主人公のトキ(髙石あかり)が、従来の朝ドラの主人公たちと比べて頑張りすぎない ことも親しみを持って迎えられました
2月中旬放送分から、トキと夫のヘブン(トミー・バストウ)と家族たちの物語の舞台 が、島根県の松江から熊本市に移り、どの様な生活を送るのか楽しみに待っていた熊本 の方も多かったのではないでしょうか?
史実では、ハーンが約3年間熊本の第五高等学校(現・熊本大学)で英語の教鞭をとりながら、合間に文学作品の構想を練って過ごしていました

史実と同様に、ドラマの中でも、軍都として急速に発展する熊本が描かれ、古き良き時代の面影が失われていると、夫のヘブンが嘆き、怒り、悲しみ、そして絶望するシ ーンが印象的でした
NHK熊本放送局では、熊本編に合わせて「ばけばけ」展が開催され、大いに賑わいを見せました

出演者が実際に撮影で使用していた衣装、小道具、ドラマのイメージスケッチ、スチ ール写真等を見ながらドラマを振り返ることが出来る内容となっていました



出演者のパネルと一緒に記念撮影出来るコーナーがあり、こちらは人気でした

特に、映画「国宝」でアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した吉沢亮のパネルが 圧倒的な人気でした
吉沢亮演じる錦織友一の今生との別れのシーンは、見る者の心をもっとも揺さぶる、とても悲しくも優しさがあふれたシーンでした
熊本編では、トキとヘブンが先の見えない未来に不安を抱き、苦しみながらも熊本の地で少しずつ前に進む姿が描かれました
待望の長男が誕生し夫妻で喜びを爆発させたのも熊本の地でした
小泉夫妻が約3年間過ごした熊本には、その当時の二人の生活の名残が随所で見られ ます
それは、夫妻の足跡を後世に残していきたいと願う熊本の人々の心の賜物だと思います
あと少し「ばけばけ」の世界を楽しみたいと思います

