意外と知らない熊本の話です
何気なく暮らしているこの熊本には調べると興味深い事がたくさん出て来ます
知り得なかった事をある日偶然にも知る事があります
今回のブログでは、私がつい最近知った事や、疑問に思い調べた事を中心に載せていきますね!
もし、全部知っているというあなたは強者ですよ(^^♪
○福岡県大牟田市に荒尾市が存在する件( ゚д゚ )
いわゆる「飛び地」です
三池藩領(福岡県)が細川藩領(熊本県)から農業用水を取水するお礼として、三池藩領の土地の一部を細川藩領へ譲ったという歴史があり、それが現代でも残っているのです
荒尾市の飛び地に住む方々は市民税等は荒尾市に支払っています
選挙は熊本県荒尾市に属しますが、上下水道、ゴミ捨て等の行政サービスは大牟田市に属しています
イメージ図
○我が家の近くで、明治天皇、勝海舟、坂本龍馬、西郷隆盛が宿泊していた件
現在の熊本市中央区新町に江戸時代に肥後藩の迎賓館があり、江戸時代には勝海舟・坂本龍馬が、明治時代には明治天皇・西郷隆盛・西郷従道が宿泊したそう( ゚д゚ )
最近、ウォーキングをしていてこの案内板に気付きました
今は幼稚園が建っており、子どもたちの元気な声が聞こえてきます
歴史って身近で、それはきっと今の生活に繋がっているんでしょうね
○熊本城のてっぺんからどの位先まで見えるか(水平線までの距離)の件
ふと疑問に思ったのがこれなんです(’;’)
水平線までの距離!
しかし天守閣の頂上までの標高を示す資料がなかなか出て来ません
あれやこれやと探していると・・ようやく出て来ました!
熊本の某テレビ局の企画の中で、熊本城天守閣のてっぺんの標高を測っていました
ちなみに天守閣の標高=79.6mでした
この資料を基にネットで拾った計算式でどのくらい先まで見えるのか出しました!
○見える距離(水平線までの距離)=約31.85km
○見えるだいたいの場所(直線距離でだいたいの目安です 建物・樹木・山等の障害物、標高差は除いています)
こんなに見晴らしが良いなんて、お城ってやはり守りに備えた建造物だったという事が分かりますね
○熊本市の中心街にお寺がとても多い件
こちらもウォーキングしていて気付いた事なのですが、熊本城に近い市街地にお寺がとても多いんです
多い場所では、1平方キロの範囲内に15を超えるお寺があるんです(’;’)
戦や疫病等で亡くなった方々が多く、お寺での供養が増えた為と最初は推測したのですが、調べると驚く理由がありました( ゚д゚ )!
「一町一寺」制といって町の一区画毎に堅固な造りの寺院を設け、その周りを町屋で囲むというやり方で、主に南方の薩摩藩の島津氏への備えであったといいます
敵の来襲時に寺院を兵営地として利用する為のものだったんですね(’;’)
その名残が今もなお残っているというのは面白いですね(^_^)
ちなみに今回熊本城ネタが2件ありましたが、薩摩藩のお城(鶴丸城)はこんな感じでした
このお寺の多い「新町・古町」地区の探索はレトロ感もあり楽しいですよ(^^♪
また何か身近な発見をしたり、疑問に思った事を調べたらブログに掲載しますね(^_^)