故郷が映画の舞台になりました(^.^)
私の実家は鹿児島の薩摩川内市という人口9万数千人の小さな市にあります
小さな街ではありますが何故か映画の舞台になりました
ひとつは「男はつらいよ」を制作した山田洋二監督脚本の「釣りバカ日誌9」にて物語の舞台に選ばれ、薩摩川内市の街並みや鹿児島本土から30キロ程の沖合にある甑島の綺麗な海や砂浜がスクリーン一杯に映し出されました(*゚∀゚)
「写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟」
第10作 釣りバカ日誌9 | 松竹映画『釣りバカ日誌』公式サイト (cinemaclassics.jp)
よくぞこれだけ有名な作品の舞台に選ばれたものだと当時は驚きました
作中の小林稔侍さん、風吹ジュンさんの恋愛が焦れったくて、だけど最後はハッピーエンドでホッとしましたね(^.^)
浜ちゃん、スーさん共に気持ちよさそうに釣りを楽しんでいました
「写真協力:D.Takeda様」
もうひとつは、6月24日迄上映していた「大綱引きの恋」という映画で、薩摩川内市に420年前から続く伝統行事「川内大綱引き」に情熱を傾ける青年と韓国人女性研修医との恋、その主人公たちを取り巻く家族模様、人間模様を描く作品です
映画『大綱引の恋』公式サイト (ohzuna-movie.jp)
監督は、佐々部 清さんという方で2020年3月に急逝されているのでこれが遺作となっています
15年以上前に、この監督が撮った作品「半落ち」(2004年)を映画館で鑑賞したことがあり、どんな感じで故郷を描くのかとても興味が沸き観に行きたいと思っていました
この作品には知ってる場所が沢山出てきてさながら帰省したような気持になりました(*‘∀‘)
「写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟」 「写真協力:shinyack様」
「写真協力:ちゃのぶえ様」
しかも母校の高校まで出てきたのは驚きました(‘Д’)
綱引きの一番の花形と言われ、自軍の統率、綱を引く合図を太鼓で全体に伝える「一生に一度」しか選ばれる事のない役目「一番太鼓」に選ばれる事の名誉、大変さを主人公やまわりの人々を通して描かれていました
「川内大綱引き」の起源は関ケ原の戦いの際に士気を高める為に島津義弘公が始めたと言われています
それから420年間も続く伝統行事になるなんて当時は思いもしなかったでしょうね(*^^*)
長さ:365m、直径:40cm、重さ:7tにもなる大綱を約3000人の男衆が激しく体をぶつけながら引き合う様は勇壮です
「写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟」
作品自体は扱いとしてはマイナーな部類に入りますが、上映館は少ないながらも全国ロードショーとなってます
作品に感動しました(^-^)
熊本では6月24日までの上映でしたが、今から上映される予定の映画館もあるみたいです
上映館が増えて少しでも薩摩川内市のPRになってくれたらと願っています(*^-^*)